量子的思考の背景にある、「左脳と右脳」の ハイブリッド

August 4th, 2016 : Deloitte Digital x WIRED

THINK QUANTUM:「量子的」に思考せよ

例えば人工知能やIoT、あるいはロボティクスといった分野は、今後、日本のあらゆる産業にとって大きな影響を及ぼすことになることでしょう。そうしたテクノロジーの進化は、通常、ムーアの法則のように指数関数的に進みますが、その一方で、ちょっとした技術の進歩によって急激な変化が起こり得ることもまた事実です。

テクノロジーが進化する速度や方向性、そしてそれがインダストリーに及ぼす影響を的確に見極め、未来の社会のありようを提案していくためには、旧来のコンサルティングとは違った発想が求められます。個別の課題を解決するだけではなく、社会全体に影響を与えるルールや制度を構築し、場合によっては国に対して働きかけもおこなっていく必要があるでしょう。

そうした社会アジェンダにも対応するためには、ストラテジーのみならず、クリエイティブやテクノロジーといった分野に長けたハイブリッドな人材がプロジェクトごとにチームを組み、ヒューマンなソリューションを提案できる集団であらねばなりません。

Deloitte Digitalが、経営や戦略を担う“左脳的思考”とクリエイティブな“右脳的思考”のハイブリッド化を志向する背景には、「旧来型コンサルティングへの限界」という思いがあります。従来のコンサルティングの仕事といえば、クライアントに対し「紙の束」を届けることであり、「具体的なプロトタイプを作るのは自分たちの役割ではない」、という自己認識を潜在的に持っていました。もちろん以前は、プロトタイピングをしようとすると莫大なコストがかかったことは事実です。しかしいまや、そのコストは劇的に下がっていることは明らかです。

そうしたプロトタイピングの試みを皮切りに、Deloitte Digitalは、クライアントが抱える、いわば局所的に起きた問題や課題に対処するだけではなく、産業全体、あるいは社会全体を非局所的に捉え、課題の本質にたどり着くことを目指しています。常に中間にいる我々コンサルタントがプロトタイピングの機能を担うことで、より無駄なコストを減らし、イノベーションの速度を上げていこうというのがDeloitte Digitalの結論です。

さらに加えるならば、クライアントからの依頼だけでなく、「この産業にはこうしたものが不可欠です」「これからの社会にはこういうものが必要です」といった視座を、アセットとして持っていくことが重要だと我々は考えています。これからの社会には、ファンクションとエモーション、ロジックとデザインの双方を、ひとつのコンセプトに内包させたサービスやプロダクトが必要だと信じているからです。

経営や戦略の“左脳的思考”とクリエイティブな“右脳的思考”を併せ持った上で、テクノロジーを活用した唯一無二の先鋭的なコンサルティングサービスを展開し、クライアントとともに未来のかたちを創造する。それこそが、Deloitte Digitalの存在意義なのです。

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