リーダーシップのデザイン

インテル(Intel Corporation)は40年以上にわたるセミコンダクター及びマイクロプロセッサー産業のパイオニアとして、ハードウェアに限らずソフトウェアにおいても技術的なソート・リーダーシップをとってきた。特に開発技術者に対する技術系の情報サポートはインテルの重要な役割のひとつである。
次世代のHTMLとして長い間議論されてきたHTML5スタンダードは、モバイル化が進むPCや新しいデバイスの普及を後押しするソフトウェアやコンテンツディベロッパーの裾野を飛躍的に拡大するものとして、大きな期待が寄せられていた。
そしてその推進にいよいよ本腰を入れて取り組むべきタイミングが到来した時、インテルはこの新しいマークアップ言語をめぐる幅広い議論にディベロッパー達をさらに巻き込むにはどうすればよいか、というアイデアをDeloitte Digitalに求めてきたのである。

対話の始め方のデザイン

Deloitte Digitalがまず初めに行ったのは、人々の、特にディベロッパー達の現時点での考えを知るために、HTML5とインテルについてオンライン上で交わされている会話の徹底的な調査を行うことだった。
その結果わかったのは、ほとんどのディベロッパーが、まだ完成形ではないもののHTML5は信頼できるものだと確信していること、しかしHTML5とインテルブランドの間にはあまり強い連想が働いていないということだった。
これをもとに、その後長期にわたって展開されることとなるキャンペーンの第1フェーズは、このブランド連想を強化することにフォーカスし、「HTML5=インテル」という認識の獲得に目標が定められた。

巻き込み方のデザイン

Deloitte Digitalはさらに、フロントライン・ユーザからのインサイトやフィードバックを収集し、HTML5とインテルの密接な関係を確立するためのサポートを行うことになる。アイデアの中核となったのは、HTML5のハブとしてディベロッパーがそれぞれの経験や考えを共有できるオンライン・コミュニティーの構築。
そこでの意見交換や情報共有は、ディベロッパー個々に依存していたソフトウェアの有効性の境界線を極限まで拡張することにつながる。
その推進のため、ここには特に影響力の大きいディベロッパーを招致して、意見の共有、投稿、討論会への参加などを通じて議論を盛り上げ、HTML5のエクペリエンスを更に向上するエバンジェリストの役割を果たしてもらった。
最後に、これは実は重要なポイントであるが、我々はよりエキサイティングなHTML5体験を創出するため、ローンチさせた一連のプロフェッショナル向けプロジェクトに「ローリングストーン」や「IGN」など、キャラクターの際立ったブランド名を冠することで話題性を高め、HTML5ハブへの多くの参加者を誘導することに成功した。

「出版者や広告主は、自分自身が中に入り込んで行けるような語り方を夢見てきたが、長い間、ウェブデザインの未来形と語られて来たプログラミング言語のHTML5はそれを可能にした。」 Ad Age, on HTML5 Hub's Rolling Stone feature story, "The Geeks on the Front Lines"

運用したオファリングと
ケイパビリティ

  • Social

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受賞歴

  • Seattle ADDY Award - Silver HTML5 Social Campaign, 2014